(仮称)かわごえアジェンダ21作成委員会第8回(20160928)

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基本情報

  • 会議名:(仮称)かわごえアジェンダ21作成委員会(第8回)
  • 日時:2016年9月7日(水)16:30-18:30
  • 場所:川越市役所修養室
  • 出席予定者(50音順):小瀬・武田・原嶋・横山・事務局(伊藤・橋本)
  • 欠席者(50音順):井口・板野・市橋・賀登・菅野・菊地・過・田崎・増田・宮崎・村上・渡辺

議事

「望ましい環境像が実現したときの川越のようす」の見直し

  • 1.市民生活のようす
    • 家庭で使用するエネルギーは、太陽光発電などの再生可能エネルギーや燃料電池、ヒートポンプなどのエネルギー技術の進展により、家庭で使用するエネルギーの多くは、これらにより多くの電気や熱源をまかなえるようになっている。
    • ガソリン、灯油から天然ガスに、またバイオ燃料などの低公害で再生可能なエネルギーに転換され、化石燃料の使用は限りなく少なくなっている。
    • 家庭で使用する機器は、すべて省エネルギー機器になっており、さらに省エネルギーを意識した行動によって、エネルギーの使用が限りなく少なくなっている。


    • 市民は、安全、安心な商品を提供している商店から、野菜、惣菜、鮮魚、精肉などの日常の食料品を、自分の容器や買い物袋を持参して購入している。
    • またこれらの店は、地産地消により循環型社会の拠点となっている。
      • →「フード・セキュリティ」:食料安全保障---「食の安全」+「食の量」
      • →「安全、安心な商品を提供していない商店」があるのか?
    • 市内で販売されている多くの商品には、エコマークや企業が自主宣言した環境ラベルがつけられ、市民、事業者、行政がグリーン購入を当たり前のように行っている。
    • 「小江戸川越」が生活面でも注目され、循環型社会のモデルとされる江戸時代の生活に習って、ものは大事に長く使い、フリーマーケットや古着販売を活用し、使えなくなるとリサイクルして、ほとんどごみにならなくなっている。
      • →ネット活用、官業・民業でのリサイクル・リユース促進
      • →価格だけでなく古いものにも価値を見出す
      • →LCA(「環境」の価値)
      • →江戸の「生活」よりも「知恵」
    • 川越市民は、誰よりも「もったいない」の言葉の深さを知っている。

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0505/documents/yousuipanfu.pdf

    • 事業者は、大気や川など自然環境への化学物質の排出を減らすよう管理している。
    • また、市民とのリスクコミュニケーションが継続的に行われることにより、化学物質に対する知識が向上し、化学物質の使用量を減らしている。
      • →「環境コミュニケーション」としてはもっと広範囲の活動、コミュニケーションは「ステークホルダー」か。
      • →「環境リスク」の情報共有
    • 工場やオフィス、学校では、国内外の各種環境管理システムの導入や川越市独自のエコストア・エコオフィス認定制度などのしくみを生かし、材料の調達からものづくり、配送にいたるまで、あらゆる事業活動で環境に与える悪い影響を把握し、改善する努力が継続的に行われている。
      • →川越市:地球にやさしいエコストア・エコオフィスについて

https://www.city.kawagoe.saitama.jp/jigyoshamuke/kankyo/chikyuniyasashii.html

      • 「組織」としての活動
      • 「製造業」が念頭となっているか?
      • 「節電」「節水」「省エネルギー」の概念がない
      • 「商店」の扱い
  • 3.自然のようす
    • 事業所や住居からの排水は、ほとんどが下水道や浄化槽で処理され、川や水路はきれいになりつつある。
    • また、農家でも減農薬農法によりきれいな農業排水になり、本来の姿を取り戻した小川では市民が水と遊んでいる。
    • そこでは、高度成長とともに姿を消したホタルが姿を現し、川のまちとしての姿を取り戻しつつある。
      • 田んぼの姿(「農地」の様子がない)
      • 「ホタル」しかいない...ホタルを楽しむのみになっている---「ホタル」は削除---水質だけの問題ではなく水温もある。
      • 護岸を生きもののにぎわいを取り戻す(残す)ような形に
    • 武蔵野の面影を残す雑木林は、市民の森や(仮称)川越市森林公園のような自然を生かした公園として保全され、憩いの森として親しまれている。
      • 森林の生態系
      • 「景観」としての姿
    • これらを、市民や事業者が行政とともに維持管理している。
      • 「生物多様性」を大切にする。
      • 自然に親しむ機会が増えている。
      • 「活動の継続性」(優先度の向上が必要)
      • 中流域は川に親しんでいない(下流はごみ、水質浄化などの課題がある)
      • 「減農薬農法」によりきれいな「農業排水」---田んぼの場合(人の問題だけでなく生物多様性の問題)
      • 川越の生きもの---「水鳥」、「昆虫」---カブトムシ、「オオタカ」
      • 川越は大きな木の公園がない。雑木林は
      • 「農業」がどうなっているかはわからない。
  • 4.まちのようす
    • 川越3駅(川越駅、本川越駅、川越市駅)から点在する伝統的商業地域、川越城址周辺地域、喜多院周辺地域を経て駅に戻る遊歩道は、観光客にいやしを提供している。
    • また、走行する車両は、低公害車やバイオ燃料車となっている。
    • 列車には自転車を積むことができ、市民、事業者、行政の協働により実現した環境負荷の少ない市内循環バスは、市民の足として愛用されている。
    • 自動車の排気ガスなどが少なくなることにより空気がきれいになり、かつ、屋外広告物が規制されて光害がなくなり、夜空は満天の星空に包まれている。
    • 側道に入れば道ばたに草花や家庭菜園、屋上緑化など、市内のいたるところで緑に出会うことができる。
    • 緑あふれる美しいまち川越を吹き抜ける風は、市民に涼をもたらす。
    • 川越は、歴史や文化を大切にし、環境を考えた交通システムの構築などで環境負荷の少ないまちづくりが進められた環境先進都市として、観光客が国内外から年間1,000万人以上訪れる日本を代表する観光都市になっている。
    • 歴史的な町並みに学び、川越市内各所でまちづくりのルールが作られ、地域色が豊かで美しい景観が作られつつある。
    • これらの環境対策からもたらされる快適性によって、まちが活気づいている。
      • 「遊歩道」は「路地」「裏道」か?
      • 「列車には自転車を積むことができ」---今でもできないことないが、それならシェアリングするか?
      • 市全体の住宅地などの姿が見えない
      • 自転車シェアリング、カーシェアリング---郊外には少しきついか?
      • 「バイオ燃料車」---それだけに限らないか---エネルギー効率がよい
      • 車社会は隔世の感---10年後はどうなっているかわからない。
      • 「風景」「景観」の姿をもう少しトータルに表現できるかも?
      • 郊外の景観も考える必要もある。
      • 「エコツーリズム」の姿---観光の姿をどこに入れるか?
      • 「環境先進都市として、観光客が国内外から年間1,000万人以上訪れる」---市政には最近目玉がない。1,000万人は町がパンクしてしまうかも。観光ならば広げる。
      • 「文化」「産業」---職人?の姿、もともと商業地
  • 5.市民活動のようす
    • 市内の学校では環境学習の時間が設けられ、家族やグループでは環境のことがよく話し合われている。
    • あらゆる環境に対する経験が情報システムを活用して共有され、市民、事業者、行政、そして大学をはじめとする学校との協働によって、環境を良くする活動が活発に行われている。
      • 大学と地域との関わり
      • 「市民調査員」---モニタリングによって生物多様性が進展する---そのための観察会
      • 「市民団体」の活動が活発になる
  • このように将来の川越では、持続可能な社会に向けた歩みを続けている。

「協働で取り組むべき10の重点プロジェクト」の見直し

「環境に配慮した行動50」の文言・項目整理

会員へのアンケートの実施など

今後の予定

  • 10月12日(水)17:30-19:30(場所未定)