「見直し勉強会第2回(20140516)」の版間の差分

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*日時:2014年5月16日(金)17:00-19:00
*日時:2014年5月16日(金)17:00-19:00
*場所:東洋大学川越キャンパス学生ホール食堂棟1階学生食堂
*場所:東洋大学川越キャンパス学生ホール食堂棟1階学生食堂
*出席者:小瀬・横山・村上・渡辺・原嶋・過・菅野・田崎・市橋・宮崎・犬塚・(欠)武田
*出席者:小瀬・横山・村上・渡辺・原嶋・過・菅野・田崎・市橋・宮崎・増田・犬塚・(欠)武田


==議事==
==議事==
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***目標、期間、グラウンドデザイン
***目標、期間、グラウンドデザイン
****市民意識の向上、情報の共有・蓄積化
****市民意識の向上、情報の共有・蓄積化
 
*第二次環境基本計画・アジェンダの総括
*第2次環境基本計画・アジェンダの総括
**[http://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/ 第四次環境基本計画(平成24年4月)]
 
**(第四次)川越市総合計画と(第三次)川越市環境基本計画は平成28年度から同時にスタート
 
**社会的背景の変化
===「第二次川越市環境基本計画の策定に向けた行政への提言」の確認===
***東日本大震災
http://kawagoekankyo.net/wiki/<br />
***温暖化対策の変化
内の「環境基本計画/最終報告」に掲載されている、「第二次川越市環境基本計画の策定に向けた行政への提言」(2006/427)の内容を確認した。現在の状況と照らしあわせて、この報告書に書かれていることを次のように評価した。
***川越市は人口増加が続いている(2014/5/1現在349,054人)
====協働による施策の推進にあたってのしくみづくり====
***退職世代の大幅増加(特に住宅団地)
*「施策の策定前の段階から施策後の評価まで、市民・事業者・民間団体の意見を反映させるための手続き方法の確立と、条例の制定による法的な整備を行うこと。」---自治基本条例はまだない。
***[http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1338446896195/ 川越市入込観光客数]
*「川越市における環境政策の周知と意見の収集を行うため、市民・事業者・民間団体との直接対話の機会をつくること。」---達成されず
***高速道路の開通(入り込み数の増加)
*「環境基本計画を平易な記述にするとともに、全市民に内容の積極的な周知を図ること。」---周知は図られていない。
***2020オリンピックの開催(外国人の認知度向上)
====行政機構の整備====
***IPCC 2015年に数値目標、2020年から実施(数値目標で左右される)
*「環境配慮を前提とした施策を、環境部が所管する分野だけでなく、あらゆる分野においてさらに推進するため、分野横断的な施策が円滑に行えるトップダウンの組織体制を整備すること。」---縦割り行政的な動きが見られる。
**問題意識(農の保全)
*現在、行政が市民参加の主体と位置づけている、地域別である自治会及び自治会を主体とした連絡組織に加えて、かわごえ環境ネットのような専門分野別組織の活用を積極的に図ること。---他分野の現状を把握する必要がある。
***過:平地林の減少(1990年ごろ3.6平方キロ、3割が農地・林地の良好な関係)→自然の減少、農家が林に手を入れられなくなった(サツマイモ、麦→野菜づくりは忙しい)。堆肥は買っているかコンポストで。生物多様性の保全問題(雑木林の保全はアプローチが大きく異なる)。平地林の必要性がない認識。「担い手と方法論」「平地林の活用を見出す必要がある」「安全な食物生産」
====会の持続的な活性化に向けた課題====
***菅野:農業離れの定着(資産の売却)、除草剤の導入(農薬、化学肥料の問題、食の安全)、建売住宅は庭をコンクリート化
*「川越市自治会連合会や川越環境保全連絡協議会などの連合組織との積極的な連携」---ともに代表者を理事として選出してもらったが、有効に連携が図られているとは言えない。
***増田:田んぼの環境的価値が価値が見逃されている
===見直し勉強会の基本方針===
***横山:消費者教育がセットにならないと農業も変わらない、家庭教育学級に農業教育を(地産地消)
====小瀬私案====
***村上:大規模農業するならば、生産効率を向上させないと外国に太刀打ちできない
*環境部管轄の事業にとどまらずすべての施策が持続可能な社会となるような基本計画・アジェンダであってほしい。
***宮崎:農家を守るのか、農業を守るのか(川越市としての望ましい方向性...川越農産物ブランド化)
*人間の生活の水準を守りながら、資源・エネルギー消費の削減、汚染防止、ビオトープの保持を図る。
***田崎:農業を生かしたエコツーリズム(市民の関わりをいかに強くするか)
*人と環境の最良の関係「真のアメニティ」を追求して計画に落とし込む。
***過:商売ではなくまずは徐々に実践していく。
*施策の各段階において市民、事業者との協働を図る。
***村上・菅野:経済格差の拡大、インセンティブを与える施策の必要
*事業者対しては、法令の対象とならない中小企業、個人事業者にターゲットを絞ってチェックシートを作る。
***増田:環境教育・勉強会
*市民編は、ライフステージの各段階で適用できるようなチェックシートとする(小学生、生徒・学生、勤労者、その他)。項目は共通として事例を変えるなどする。
***過:若い農家は、今後の農業を考えている人がいる
*チェックシートの電子化を図り、その場でチェックシートを相対的に自己評価できるようにしたい。
***田崎:「農業」から「農」に取り組む
===次期総合計画の策定状況の確認===
***菅野:「ふるさと納税」で農業が元気になった例
 エリアインタビュー実施報告(2014/3)がホームページに公開されている。ワールドカフェの開催、掲示板への記入など、公民館ごとに実施された。年代は60~70代が中心
***田崎:農業、環境政策の不一致
====魅力====
***宮崎:第6次産業化(農業を強くする)のために市の政策を強くする
*魅力より課題が多い
***過・宮崎:「自給自足」と「産業循環」の関係
*「自然環境」についても、川や沼など各地域それぞれの「自然環境」の魅力
***宮崎:ソーラーシェアリング(農地の太陽光発電導入)
*地域ごとでは、自然(高階)、野菜作り(芳野)、伊佐沼(古谷)、舟運などの歴史(高階南)、自然がある(大東)などの魅力
***田崎:農から人の循環
====課題====
***横山:食に付加価値を
*バスなどの交通の問題(中央、高階、大東)、高齢者の増加(霞ケ関北)、農業後継者問題(高階南、福原)、空き店舗等の商店街の問題(南、山田、川鶴)、伊佐沼の整備(古谷)、ゴミの分別・マナー(中央、北、名細)
**問題意識(エネルギーの自給自足)---次回回し
*「コミュニティ」「交通」「道路整備」
*「観光」(中央)、「まつり」(北)、「農業」(福原)
*「コミュニティ」と「自然環境」を挙げた公民館がそれぞれ9館---コミュニティ+自然環境保全(農業)
**農業・商業は、家庭制度、徒弟制度、宗教を核としたコミュニティの崩壊で消滅したのではないか。人口は増加しているが地域との関わりが減少している。
===第三次川越市総合計画における社会状況===
#少子高齢化・人口減少
#持続可能な社会(経済発展や生活の質を維持向上させながら、環境の負荷を低減させる)
#世界経済の連動性の高まり
#安全・安心な暮らし
#ICT化・グローバル化
#地方の自主性・自律性の確立
#市民、事業者、民間団体との協働
*交通問題の重要性と満足度の低さが見られる。
===緑の基本計画の内容確認と評価===
*量で評価されるが、質も考慮する必要がある
*自然生態系に園芸種を持ち込むことが奨励されている(花いっぱい運動)
*長期的な緑化推進
*団体による雑木林保全のさらなる支援
*自然環境保全の担保(法令を活用)
*生物多様性地域戦略の策定
*環境保全団体の充実
*相互関連性が不十分
===その他===
*かわごえ環境ネットは、地球温暖化対策地域協議会であるが、十分に機能していない部分がある。
*エコツーリズムの活用
*個別施策=モデル事業---根本施策にならない
===今後の勉強会の課題===
===今後の勉強会の課題===
*関連する計画を見てみる
*みんなが必要な資料
*第2次環境基本計画・アジェンダの総括
**[http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1182229834959/ 第二次川越市環境基本計画]
**[http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1366096569115/ 第二次川越市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)]
**[http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1206508823936/ 川越市緑の基本計画改訂版]
**[https://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1395988631182/index.html 川越市農業振興計画後期改訂版]
**[http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1204507522631/ 川越市環境行動計画「かわごえアジェンダ21」]

2014年5月16日 (金) 19:35時点における最新版

基本情報

  • 会議名:第二次川越市環境基本計画・かわごえアジェンダ21見直し勉強会(第2回)
  • 日時:2014年5月16日(金)17:00-19:00
  • 場所:東洋大学川越キャンパス学生ホール食堂棟1階学生食堂
  • 出席者:小瀬・横山・村上・渡辺・原嶋・過・菅野・田崎・市橋・宮崎・増田・犬塚・(欠)武田

議事

  • 前回までの経過の確認
  • 関連する計画を見てみる
  • 第二次環境基本計画・アジェンダの総括
    • 第四次環境基本計画(平成24年4月)
    • (第四次)川越市総合計画と(第三次)川越市環境基本計画は平成28年度から同時にスタート
    • 社会的背景の変化
      • 東日本大震災
      • 温暖化対策の変化
      • 川越市は人口増加が続いている(2014/5/1現在349,054人)
      • 退職世代の大幅増加(特に住宅団地)
      • 川越市入込観光客数
      • 高速道路の開通(入り込み数の増加)
      • 2020オリンピックの開催(外国人の認知度向上)
      • IPCC 2015年に数値目標、2020年から実施(数値目標で左右される)
    • 問題意識(農の保全)
      • 過:平地林の減少(1990年ごろ3.6平方キロ、3割が農地・林地の良好な関係)→自然の減少、農家が林に手を入れられなくなった(サツマイモ、麦→野菜づくりは忙しい)。堆肥は買っているかコンポストで。生物多様性の保全問題(雑木林の保全はアプローチが大きく異なる)。平地林の必要性がない認識。「担い手と方法論」「平地林の活用を見出す必要がある」「安全な食物生産」
      • 菅野:農業離れの定着(資産の売却)、除草剤の導入(農薬、化学肥料の問題、食の安全)、建売住宅は庭をコンクリート化
      • 増田:田んぼの環境的価値が価値が見逃されている
      • 横山:消費者教育がセットにならないと農業も変わらない、家庭教育学級に農業教育を(地産地消)
      • 村上:大規模農業するならば、生産効率を向上させないと外国に太刀打ちできない
      • 宮崎:農家を守るのか、農業を守るのか(川越市としての望ましい方向性...川越農産物ブランド化)
      • 田崎:農業を生かしたエコツーリズム(市民の関わりをいかに強くするか)
      • 過:商売ではなくまずは徐々に実践していく。
      • 村上・菅野:経済格差の拡大、インセンティブを与える施策の必要
      • 増田:環境教育・勉強会
      • 過:若い農家は、今後の農業を考えている人がいる
      • 田崎:「農業」から「農」に取り組む
      • 菅野:「ふるさと納税」で農業が元気になった例
      • 田崎:農業、環境政策の不一致
      • 宮崎:第6次産業化(農業を強くする)のために市の政策を強くする
      • 過・宮崎:「自給自足」と「産業循環」の関係
      • 宮崎:ソーラーシェアリング(農地の太陽光発電導入)
      • 田崎:農から人の循環
      • 横山:食に付加価値を
    • 問題意識(エネルギーの自給自足)---次回回し

今後の勉強会の課題