川越市環境計画見直し意見交換会第8回(20240228)
基本情報
- 会議名:川越市環境計画見直し意見交換会(第8回)
- 日時:2024年2月28日(水)9:30-11:30
- 場所:川越市役所地階修養室
- 出席者(50音順+事務局、✔が今回の出席者):✔飯島・石山・内野・大河内・[欠]小川・小川(小6)・✔賀登・川口・✔菊地・✔小瀬・[欠]髙澤裕考・髙澤日美子・高橋・✔浜尾・✔福原・べーリ・デュエル、増田純一・✔増田知久・松岡・[欠]横山・事務局(山本・平井)
- 配布資料
- 本資料
- 第四次川越市環境基本計画策定に向けた提言(案)(第22回かわごえ環境フォーラムの配布物:2024年2月22日付)
議事
第四次川越市環境基本計画策定に向けた提言(案)(V.2)の討議
- 第四次川越市環境基本計画策定に向けた提言(案)
- 第22回かわごえ環境フォーラムのワークショップをふまえて修正事項があるか?
- 別添資料1「望ましい環境像、環境目標、施策体系の見直し案」
- 望ましい環境像
- 「豊かな自然を未来につなぐまち」
- 環境目標
- 基本目標の組み立て(5つから3つに、大施策も中施策も削減、しかしキーワードは出したい)
- 環境目標1:温室効果ガス排出実質ゼロを達成した脱炭素社会、資源循環を前提とした経済・産業・暮らしを実現します。〔脱炭素・循環〕
- 環境目標2:生物多様性が維持・回復された自然環境の中で、持続可能な農と食に支えられた暮らしを実現します。〔自然回復・自然共生〕
- 環境目標3:歴史ある文化に学び、環境に配慮した暮らしを実現するために、市民・事業者・行政のパートナーシップを推進します。〔地域・文化・人〕
- 基本目標の組み立て(5つから3つに、大施策も中施策も削減、しかしキーワードは出したい)
- 施策体系
- 望ましい環境像
- 地球温暖化対策の推進(環境目標1)
- 社会・経済の脱炭素化(気候変動の緩和策)
- 建築・モビリティ・産業のゼロエミッション化
- 再生可能エネルギーの推進
- 気候変動の適応策
- 地球温暖化対策の普及・啓発
- 社会・経済の脱炭素化(気候変動の緩和策)
- 循環型社会の構築(環境目標1)
- 持続可能な資源循環の推進(有機性廃棄物、プラスチックの再資源化)
- 環境に配慮した廃棄物処理システムの構築
- 循環経済(サーキュラーエコノミー)の推進
- 環境保全型農業の推進(環境目標1,2)
- 環境にやさしい農業の推進
- 「オーガニックビレッジ」の宣言および実現
- 農業の持続可能性の確保
- 農地保全と市民参加の促進
- 環境にやさしい農業の推進
- 生物多様性の保全(環境目標2)
- 生物多様性に関する調査、普及・啓発
- 生き物の生息・生育空間の保全と創出
- 「生物多様性のための30by30アライアンス」への参加
- 野生生物の適切な保護管理と外来種対策
- 水と緑の保全・回復(環境目標2)
- 武蔵野の面影を残す緑の保全・回復
- 多様な緑の創出・育成
- 水の循環(環境目標2)
- 湧水地の調査及び環境整備等(湧水の復活)
- 水環境・土壌環境の保全対策
- 環境リスク対策(環境目標3)
- 大気汚染対策、アスベスト対策、騒音・振動・悪臭等の対策
- 化学物質対策、ダイオキシン類対策、放射性物質対策
- 気象災害対策の充実
- 自然と調和し歴史と文化を生かしたまちづくり(環境目標3)
- 環境に配慮したまちづくりの推進
- 歴史的町並みの保存・整備
- 史跡と文化財の保存と活用
- 景観に配慮したまちづくり
- 環境に配慮した観光の推進
- 徒歩・自転車の利用促進
- 自転車ネットワークの推進
- 環境に配慮したまちづくりの推進
- 人づくり・ネットワークづくり(環境目標3)
- 環境教育・環境学習の推進
- 環境活動に関わる市民団体等の育成及び組織体制の強化・支援
- 各主体をつなぐネットワークの強化
- ステークホルダーからなる環境委員会の常設化と政策実現体制のチェック
- 市域を越えた連携の推進
- 【対応保留】「グリーンインフラ」の推進
環境指標と目標値の見直し、具体的取組の見直しの要望(別添資料2として)
- 重点施策
- 横断的・統合的な施策は課題に応じて担当部課に分かれていく
- 環境指標と目標値
- 短期目標値と長期目標値の区分
- 具体的取組の見直しの要望
- 水の循環の取組
- 浸透ますを用いない浸透方法(宅地の雨水浸透方法「雨庭」)
- 特に緑地の少ない中心市街地における雨水循環を推進する
- 【参考】京都市:「雨庭」とは...
- 水の循環の取組
https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000291580.html
- 緑地の保全・担保
- 民家よりまとまった土地で緑地を確保したい
- ナラ枯れ伐採木が希少種の生育地に置かれている状況がある
- 川越市レッドデータブック(動物編)(植物編)の作成
- 生物多様性地域戦略の作成
- 上記の周知
- 希少種の取り扱いについての指針、手順を示す
- 市から委託された環境職員が調査、保全を担う(費用の課題があるか)
- 緑地維持のための税制優遇策の検討
- 「森のオーナー制度」(企業・市民)を行政が支援する
- 森のファンドマネジメントをする民間団体の創設
- 【参考】川越市土地開発公社経営健全化計画及び取組状況
- 緑地の保全・担保
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/shisei/zaisei/zaiseikohyo/koushakenzenka.html
- 落ち葉の有効活用(資源化)の検討
- 産業廃棄物扱いとなっている落ち葉をグリーンウェイストとして分別回収
- 講座:農家が指導するのは多忙な状況で難しいか。20年ほど前はあったが、現在はそのような講座はない。
- 市民の落ち葉堆肥農法についての関心を高めるような施策が必要
- 落ち葉、生ごみの堆肥化アドバイザーを認定して、そこから市民全体に広めていく
- ごみの分け方、捨て方(などの紙冊子)やホームページに循環型の取組を掲載する
- 【参考】川越市:市民の森内の落ち葉収集について
- 落ち葉の有効活用(資源化)の検討
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kurashi/kankyo/shiminnomorijumoku/ochibashushu.html
- 【参考】令和5年度第3回川越市環境審議会会議録(街路樹の強剪定についての委員意見あり)
- 【参考】街の木ものづくりネットワーク(マチモノ):世田谷区で街の木を活かすプロジェクトを推進
- 環境学習を実施する団体の組織運営のサポート
- 認証、認定などが必要(プロセスの簡略化)
- 川越市の天然記念物・保存樹木
- 環境学習を実施する団体の組織運営のサポート
- 保存樹木
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kurashi/kankyo/shiminnomorijumoku/shoreikinkofu.html
- 個々の樹木よりも樹林地を保存・保全する方に施策を向けるべきではないか
- 令和6年度予算案
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/shisei/zaisei/zaiseikohyo/yosan/r6yosangaiyo.html
②「川越市緑の基本計画」に関する意見交換
その他
今後のスケジュール(対面開催とする)
- 3月27日(水)9:30-11:30オーク2H2会議室
- 提言書の完成
- 提言書を川越市長に提出(4月8日が原稿締切、広報かわごえ環境ネット5・6月号に掲載)
- 4月以降の開催と内容の検討
- 「川越市緑の基本計画」に関する事項はこの意見交換会で議論を継続するか?
- 「川越市環境行動計画」の見直しに着手するか?
- 1年間休止して2025年度(第三次川越市環境基本計画の目標年度)に再開するか?
- 3月27日(水)9:30-11:30オーク2H2会議室