川越市環境計画見直し意見交換会第14回(20241225)

提供:かわごえ環境ネットWiki
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基本情報

  • 会議名:川越市環境計画見直し意見交換会(第14回)
  • 日時:2024年12月25日(水)9:07-10:57(終了後広報の発送)
  • 場所:川越市役所地階修養室
  • 出席者(50音順+事務局、✔が今回の出席者、[欠]は事前連絡の欠席者):✔飯島・石山・内野・大河内・小川・小川(小6)・賀登・川口・✔菊地・✔小瀬・✔小林・髙澤裕考・髙澤日美子・高橋・浜尾・✔福原・べーリ・デュエル、増田純一・増田知久・松岡・✔横山
  • 配布資料
    • 本資料
    • かわごえ環境ネットが提案した第四次川越市環境基本計画施策体系
  • 【注】川越市ホームページはリニューアルのためこのページでURLを更新した。

議事

次年度に向けての活動方針の検討(2024.12.24更新)

  • 環境施策の検討会(川越市環境行動計画「協働で取り組むプロジェクト」にもつながる)
    • 脱炭素(建築、モビリティ、産業、エネルギー、気候適応)
    • 循環型社会(有機性廃棄物、プラスチック、サーキュラーエコノミー)
    • 環境保全型農業の推進(オーガニックビレッジ、農業の持続可能性)
    • 生物多様性の保全(生き物の生息空間の保全・創出(30by30)、野生生物の保護と外来種対策)
    • 水と緑の保全・回復(緑の保全・回復・創出、水循環:湧水、雨水、土壌)
      • 「川越の森林を将来にわたり守るためにどのような施策を行っていけばよいか」
    • 環境リスク(公害対策、化学物質対策、気象災害対策)
    • 自然と歴史と文化(町並み、文化財、景観、エコツーリズム、徒歩・自転車)
    • 人づくり・ネットワークづくり(環境教育、環境学習、市民団体育成・強化、ネットワーク強化、周辺市町・流域連携)
      • ↑かわごえ環境ネットの主軸:教育・学習という学校教育的な言葉ではなく
      • 団体間のつながり(川越子育てネットワーク、https://kawagoekosodate.net)
  • 第四次川越市環境基本計画に対する意見交換
    • 2025年度中に環境審議会へ諮問、意見公募(パブリックコメント)への対応
  • 第五次川越市総合計画に対する意見交換

川越市の令和6年度予算

  • 令和6年度予算(https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/zaisei/1010980/1010990/1010991)
    • 一般会計1,284億円
    • 省エネ家電買い換え促進(環境部環境政策課)
    • LED照明設備導入支援(環境部環境政策課)
    • 川越駅西口の川越地方庁舎跡地について、防災機能を有する広場と(都市計画部公園整備課)
    • 公共施設への再生可能エネルギー設備の導入を推進するため、既存公共施設に対する導入可能性や導入方法等を調査します(築年数を考慮し、約80施設を調査予定)。(環境部環境政策課)

環境施策の検討会

  1. 樹林地面積:平成5年547ha、令和5年312ha。市民の森5箇所40,168平米
  2. 市内に樹林地を生かした公園:池辺公園、下広谷健康ふれあいの森、仙波河岸史跡公園
  3. (仮称)川越市森林公園計画地:平成2年策定、平成15年度見直し
  4. (仮称)川越市森林公園計画地用地確保、未整備状態:市で1ha、土地開発公社で9ha、40ha全体は規模が大きく事業費が大きい
  5. (仮称)川越市森林公園計画地地権者数、近隣住民:地権者は約100名(70%は近隣住民)、地権者は日常管理、緊急対応が必要
  6. 樹林地所有者の負担軽減施策:税負担の軽減、市民の森は固定資産税全額減免、維持管理は市、保存樹林は維持管理を市で実施、奨励金の交付あり
  7. 担い手育成サポート:平成13年度の公民館講座、現在はボランティア団体への場所の帝京、資材の支援、講座の市職員派遣。埼玉県での補助金、講習会などの情報提供
  8. 森林環境譲与税:森林法第2条第1項に規定する森
  9. 森林環境譲与税使途:森林の整備、人材育成・確保、公益的機能に関する普及啓発、木材の利用促進、森林の整備促進。人材育成は林業従事者への支援としての人材育成研修、森に関する講座、森林環境プログラムに活用
  10. 計画地の土地取得や整備に森林環境譲与税が使えるか;他の自治体の取り組み事例の研究、林野庁関連部署にも確認
  11. 落ち葉堆肥農法に取り組んでいる農家:市内で20件、農法は農業者の継続を支援、維持保存が重要。令和6年度からナラ枯れ防除対策支援補助金、世界農業遺産補助金
  12. (仮称)川越市森林公園:利用状況、市民ニーズ、社会状況の変化により雑木林の保全が図られるように計画の見直しについて検討
  13. (仮称)川越市森林公園協議会:多角的な方面からの意見を聴取を検討
  • 10月30日の議論「川越の森林を将来にわたり守るためにどのような施策を行っていけばよいか」
    • これまでに意見のあった森林関係のことがら(未整理)
    • 流域保全:「農地」「林」の保全、市街化調整区域の開発抑制
    • 森林環境税の使い道
    • 森林環境譲与税(https://www.city.kawagoe.saitama.jp/sangyo/noringyo/1012508/1012516.html)
      • 担い手確保
      • 「脱」炭素と循環の関連性
      • 「自然回復」の強調
      • 環境保全型農業の推進」の大施策への取り上げ
      • 各部課の連携が必要だが「緑地、湿地、湧水、田畑の減少を食い止めること」が多くの課題解決につながってくる
    • (福原)生物多様性の保全「30by30
      • ネイチャーポジティブ
      • 川越の緑地は50%ある?:質の高い緑(川口議員の質疑:50%の中で永続的に残せる土地は統計がない):指標化
      • (山崎)「樹林地」を守るのが最も難しい状況(「世界農業遺産」の活用が手がかりになるか)
      • 「所有者」と「使用者」を分けて考える(「森林環境贈与税」の活用を)
    • (髙澤)森林・雑木林、緑地を守るだけでは動かない:「経済」と絡める
      • 直接利益を生むことだけを考える必要もなく、社会への意義、意味を追求することも大切(防災、健康
    • 緑地の保全・担保
      • 民家よりまとまった土地で緑地を確保したい
      • ナラ枯れ伐採木が希少種の生育地に置かれている状況がある
      • 川越市レッドデータブック(動物編)(植物編)の作成
      • 生物多様性地域戦略の作成
      • (10.30)環境省:生物多様性地域戦略他計画との統合策定解説 https://www.biodic.go.jp/biodiversity/activity/local_gov/local/files/togo.pdf
      • 緑地維持のための税制優遇策の検討
      • 「森のオーナー制度」(企業・市民)を行政が支援する
      • 森のファンドマネジメントをする民間団体の創設
      • (10.30)トトロのふるさと基金(https://www.totoro.or.jp)
    • 「都市型林業」の担い手の育成と確保
  • 2024.10.30の整理
    • 財政・税制・土地利用
      • 市街化調整区域の開発抑制
      • 相続税対策
      • 森林環境贈与税活用
      • 森のファンド
      • 森のオーナー制度
      • 30by30
      • ネイチャーポジティブ
    • 活用
      • 環境保全型農業の推進
      • 世界農業遺産
      • 木の活用(家具)
      • ナラ枯れ対策
      • 防災
      • 健康
    • 人材
    • 情報化
      • 指標化
      • 重点地区(地図上での把握、10.30笠幡〜下小坂をマイマップで抽出)
      • レッドデータブック
      • 生物多様性地域戦略
  • 8月28日の議論
    • 「わたしたちの雨水フォーラムin川越」開催報告
      • 川越からの参加者は少なく、全国から参加者がいた
      • わたしたちの雨水アクション:すぐに「田んぼ・農地の保全と活用を進めながら、空いた農地の活用も推進します」「農地が適切に引き継がれるようなしくみや制度を構築します」「楽しみながら海と流域環境にふれる機会をつくります(海底湧水の塩づくりなど)」「海なし県でも海に触れられるような環境教育の場をつくります」「川越から船で海に行くプロジェクトを進めます」、50年後「都市河川の水質を改善し、三面張りの構造を自然に再生し、川幅を広げていきます」「海を守るために、社会全体を動かしていきます」
      • かわごえ環境ネットが「雨」をどう取り上げていくか
      • 分流下水道でも雨水管の整備は少ない
      • 人と雨のつながり:「雨庭」「雨水タンク」---市民の意識を高めるツール
      • 流域保全:「農地」「林」の保全、市街化調整区域の開発抑制
      • 川越市水道100年
    • 農地の水路は管理上「三面張り」がよい(現実的には)
      • 用水路が三面張りでも農地がオーガニックであれば生物多様性は維持できるのではないか?
      • 水路整備の活用は補助金でできるはずだが十分ではない
    • 森林環境税の使い道
      • 飯能との連携(西川材、地域交流)
      • 川越の森はどうするか?(地場で森づくりができる人を作る、制度面:税制)
      • 山林の相続に係る特例等 《相続税》(https://www.maff.go.jp/j/aid/zeisei/rin/attach/pdf/index-15.pdf)
      • 飯能市の森林環境贈与税の使途(https://www.city.hanno.lg.jp/soshikikarasagasu/norimbu/shinrinzukurika/1342.html)
      • 川越の平地林の成果物は「薪炭」ぐらい。コナラ・クヌギも家具などで使う動きがあるが...
      • 林地の相続による手放しをいかに防ぐか?(公有地化、行政の賃借)
      • 具体的なアクションを起こして粘り強く活動すること(雨水の動きがそう)
      • 「(仮称)川越市森林公園」計画地見直し協議会を作って検討する(協議会前の討議の場)
      • 平地林は農政課の管轄(農政課の関心は低い)
      • 伊佐沼について(埼玉県生態系保護協会は野鳥観察、キタミソウ観察など)---「鳥」雁を戻す。
      • 「湧水」「地下水」「雨水」のゆくえ
      • 11/23の環境講演会「雨と緑を楽しむグリーンインフラ講座」
      • 福原の「竜巻」リスク
      • 流域治水(https://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/arajo01090.html)
      • 地区計画の活用
  • 6月26日の議論
    • 行政の役割
      • 新たな価値の明示(基本方針)
      • 部課をまたいだ連携によりいろいろなことができる/変わる
    • 森林環境譲与税(https://www.city.kawagoe.saitama.jp/sangyo/noringyo/1012508/1012516.html)
      • 担い手確保
    • 農政
      • JAの動きがない
      • 農林のインキュベーションが必要
      • 「オーガニック」など付加価値の必要性がない
  • 4月24日の議論
    • 給食がまずい(家庭環境による?)
    • たとえば川越市の緑地保全に特化した施策を考える、「川越が愛されるためには自然が必要である」ことをどう実感してもらえるか?、「半林半X」
    • たとえば、(仮称)川越市森林公園計画を動かすためにはどうするのか?
    • 教育と保全の両立はなかなか難しい
      • お金を取れるところから取る(たとえば、Dronco|どろんこ&食育「ドロンコ」https://dronco.koedo-mff.com)
        • 関係人口を増やすことができるのではないか
      • 伝建地区は所有地、所有者は様々だがルールができて保全されている
      • ナラ枯れで所有地を手放す動きもある
      • 公園は川越市が所有しなければならないので、多様な所有形態における保全の方策を考える
      • 相続の問題、伐られた土地の税制の問題など
      • 森林環境譲与税の川越市での使い道(担当は農政課。森林保全にほとんど使っていない)(https://www.city.kawagoe.saitama.jp/sangyo/noringyo/1012508/index.html)
      • 農政課との協議を進める
    • 雨水
    • 市民の環境への取組を高めるための方策
      • 市民よりもシステムを変えることが重要では?
      • 物流問題が地産地消に結びつくところもある
    • 伊佐沼の環境
      • ヘラブナの大量死骸
    • なぐわし公園の整備(ビオトープ計画)

その他

今後のスケジュール(隔月の対面開催を基本とする)

  • 12月25日(水)9:00-11:00(終了後広報発送あり)川越市役所地階修養室
    • 「川越の森林を将来にわたり守るためにどのような施策を行っていけばよいか」継続
  • 2月26日(水)9:00-11:00(終了後広報発送あり)
  • [仮]4月23日(水)9:00-11:00(終了後広報発送あり。広報発送---14日月曜日入稿)
  • 4月以降も隔月で進めるか毎月とするか?