アジェンダ/作成委員会(第1回-20070605)
基本情報
- 日時:2007年6月5日(火曜日)9:30-11:30
- 場所:川越市役所7C会議室
- 出席者(敬称略):小瀬・吉永・村上・武田・大久保・渡辺・宮澤・金子・上原・岡村・松本
- 欠席者(敬称略):原嶋
議事次第
- 自己紹介
- 環境行動計画「かわごえアジェンダ21」作成委員会について
- 目的
- 検討内容
- 素案の作成
- 計画案の作成
- 体裁の検討
- 関連行事の企画・主催
- スケジュール
- 中間報告会及び意見報告会の結果について(質疑内容)
- Q1.市がアジェンダ作成に関わることによって、環境基本計画に沿わない部分は制約が出てくるのではないか
- A1.川越市としては、市民・事業者の意見を積極的に採り入れていく方針。自分たちがやるべきことを自分たちの言葉で表現する。
- Q2.アジェンダは川越市としてどのように活用するつもりなのか
- A2.出前講座や環境教育の教材として、進行管理も、すでに行われている「かわごえの環境」の枠組みを活かして、川越市とかわごえ環境ネットの協働で行っていく。
- Q3.行動計画と川越市の環境像との結びつきがはっきりしない。あるべき姿と結びつくべきではないか。
- A3.行動計画をはっきりさせてから、環境像との関係をはっきりさせていく。
- Q4.川についての中項目がないので、川のまちとしてもっと強調すべきではないか
- A4.川越市としての管轄範囲は限られているが、川越市全体としては重要な課題なので、アジェンダとしては国、県、近隣の関係も含めて積極的に採り入れていく。
- Q5.環境像の具体的なイメージよりも、「もったいない」などのキャッチフレーズを出した方がよいのではないか(例:小江戸の環境に学ぶ)
- A5.検討していきたい。
- Q6.厚い冊子では興味がわかない。まとまったパンフレットなどで取っつきやすさをめざしてほしい
- A6.厚い冊子にすることは考えていない。全体でA1サイズ(A4で表裏16ページ)の分量に収める。今後、活用されやすい形態を考えていく。
- Q7.多くの項目を挙げるのもいいが、墨田区の雨水利用や北区のキッズISOなどのように重点項目を全面的に押し出すべきではないか。
- A7.多くの意見を採り入れるとどうしても総花的になってしまうが、協働すべきプロジェクトについては絞り込みを図る。キーワードづくりを進める。
- Q1.市がアジェンダ作成に関わることによって、環境基本計画に沿わない部分は制約が出てくるのではないか
- 検討項目
- 環境像の検討
- 何年後の環境像を描くか(環境基本計画では21世紀半ばとなっている。2050年とすると43年後。CO2排出量は半減目標、人口は9,000万人で3割減、65歳以上の人口は40%に。あまり遠すぎると目標にはならないが下現状では現実でない理想を書くことができるので、どの時期に据えるかが重要となる)
- キャッチフレーズの作成
- 具体像の作成***個人の暮らし(資源・エネルギー・化学物質に関わる消費生活、社会参加活動)、事業活動(循環型産業・農業の進展、率先した資源・エネルギー消費の削減、地域社会の一員としての社会活動への参加)、公共施策[行政・NPO](環境を最優先とした施策推進、日本・世界のトップランナーをめざす、住民の誘導と橋渡し役を担う)、まち(環境保全優先の土地利用、脱クルマ社会、安全を確立しつつ自然環境が高度成長期前まで回復)など
- 協働によるプロジェクトの検討
- まち美化、1%ボランティア、情報共有、生態系保全、循環型農業(生ごみの資源化)、公共交通の活用・・・かわごえ環境ネットの平成27(2015)年度までの活動の指針ともなることを念頭に。
- 検討項目の選定
- 記述内容の検討***環境基本計画の目標年度である平成27(2015)年度に達成されているべき社会の枠組みを描く
- チェックシートの検討
- 個人が環境のために行うべき行動について項目を洗い出す
- 事業者が環境のために行うべき行動について項目を洗い出す
- 環境像の検討
- 8月末までのスケジュール
- 本日6月5日:検討項目のおおよその確定、部会への審議依頼・執筆依頼等、環境像・協働によるプロジェクト・チェックシートに盛り込むべき内容についての宿題
- 6月20日:環境像・協働によるプロジェクト・チェックシートの資料持ち寄り、執筆要領の確定、素案執筆担当の確定
- 7月3日:執筆原稿の持ち寄り、各執筆内容の検討
- 7月18日:おおよその内容の確定、各内容の整合性の調整
- 8月上旬:素案第1案完成(環境審議会へ報告)
- 8月下旬:素案最終案完成(パブリックコメントへかける)
記録
- 環境像の検討
- 環境像と計画目標の関連性について、環境基本計画の環境目標(目標値)とリンクする場合には、ISO14001のように10年後、20年後、30年後の達成目標を掲げる必要がある。
- 21世紀半ばの目標では、地球環境は持たない。持続可能な社会となるかどうかの境目となる2030年ごろを目標に定める(20~25年後の社会)
- 「新アジェンダ21かながわ」の環境像(http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/new*agenda*gaiyou2.htm)を参考にして、2030年の具体的な環境像を宿題で文章、項目等を持ち寄る(部会にも依頼する。各自の回答を事前に事務局に直接かメールで小瀬に送る。間に合わなければ当日持参)
- 協働によるプロジェクトの検討
- 子ども(子どもを通じて環境家計簿を作らせる,きっずISOの取り組み)
- 交通対策(クルマをどうするかが重要,ツェルマットの交通対策)
- 雑木林の保全(ホタルの里づくり)
- 事業所の省エネルギーの取り組みをランクづけする
- 生ごみ問題への取り組み
- 小瀬・吉永で、現在想定される協働によるプロジェクトを連関図で提示する
次回開催
- 6月20日(水)9:30-11:30川越市役所7階7C会議室(第1回と同じ)
- 以降、第3回は7月3日(火)、第4回は7月18日(水)に、いすれも9:30-11:30に開催